【インプレ】20メタニウムは究極のオールラウンダー

20メタ二ウムは非常に完成度が高い1機!迷った時の1台にオススメ!

メタニウムと言えばシマノのベイトリールの代表格であり、非常に人気が高い機種です。

人気の理由としては、

「軽さ・強さ・使いやすさ」がかなり高次元で成立している

ことだと思ってます。

メタニウムはここ10年で3回リニューアルしていていますが、非常に改善スパンが短いのが特徴です。

※2022年に20メタニウムの派生モデル?でシャローエディションが追加になってます

 

これまでのメタニウムはどれも素晴らしかったのですが、現行の20メタニウムが私の嗜好にドンズバでした。

20メタニウムの何がそんなに良いのか?22メタニウムが出た今でも20を使う理由について書いていきます。

メタニウムとは

シマノのミドルクラスの万能型ベイトリールです。

今ではアンタレスやコンクエストのフラッグシップモデルがありますが、

これらが出てくるもっと前、日本のバス釣り黎明期はメタニウムがフラッグシップで、圧倒的な人気を集めていたと記憶してます。

そんな歴史もあるので、シマノとしても非常に力を入れている機種であります。

メタニウムの特徴

メタニウムはとにかく実用性!に重きをおいた機種であると感じます。

その思想はどのモデルも一貫しています。

具体的は、

「軽さ・強さ・使いやすさ」を高次元で両立しています。

軽さ:175gと圧倒的200gアンダーの重量

強さ:メタルフレームやベアリング点数など、必要な強度は確実に確保

使いやすさ:軽量スプールによるレスポンスの向上、どんなルアーでも使いやすいΦ34mmのスプール径

 

私は今でも07メタニウム使い続けてますよ!

20メタニウム素晴らしい点

上述した通り、軽さ・強さ・使いやすさを両立しつつ、あくまで軽さを優先していたメタニウム。

そのためメインギアは軽さ重視で超々ジュラルミン製でした。シマノの友人に聞いた話では、真鍮と超々ジュラルミンで10g強の重量差があるとのこと。

しかし今回、とうとう真鍮ギアが搭載されたのです!!!

アンタレス・コンクエストの真鍮ギア大好き人間には「来た!!!!!」と堪らない変更でした。

もちろん、軽さを重視しているメタニウムですから、軽さは捨ててません。重量は前モデルと変更なしの175g

10g分はどこへ?となりますが、これがコアソリッドボディ技術の成果だと思ってます。

ボディを一体化したことで、今まで組み合わせや固定に必要であった部品分の軽量化ができたんでしょうね。

もちろん、ボディ一体なので強度的にもメリットがあるはずです。

僕ら一般アングラーがどこまでその恩恵を享受できるかはわかりませんが(笑)

そのほか、マイクロモジュールギアだのマグナムライトスプールだのは当たり前のようにありますのであえて割愛します。

22メタニウムではなく20メタニウムを使用する理由

22メタ二ウムの変更点ですが、

  • ボディーカラー:クロム⇒シルバー
  • メインギア:真鍮⇒超々ジュラルミン
  • スプール:ノーマル⇒シャロー

より従来のメタ二ウム感が強くなってます。

軽さ絶対主義の方や、ジュラルミンのカリカリした?巻き心地が好きな人は22メタニウムの方がいいかもしれませんね!

 

シャロースプール化したいだけなら、別売りのスプールだけで対応できますので、そちらもオススメです!


ブレーキセッティング

20メタニウムのブレーキの機構はSVSインフィニティという遠心ブレーキです。

従来のSVSと一緒で内部のブロックのON/OFFがありますが、それとは別に外部ダイヤルでブレーキのアタリの強さを調整できるようになってます。

内部のブロックが4つ、外部ダイヤルは6(数値上は6だけど無段階調整可能)の組み合わせでブレーキ力を調整できます。

こんだけ調整できるからインフィニティなのですが、これが逆にセッティングを難しくている感じもします。

個人的には内部のブロックは全てONで、外部ダイヤルの調整だけで非常に快適に使用できます。

飛距離、トラブルも全く問題なく使えてます。

もし、ブレーキセッティングで迷って方は、内部ブロックをすべてONにしてみてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今更感ありますが、22メタ二ウムが出た今でも改めて20メタニウムの素晴らしさを感じます。

非常にオールラウンドで使いやすいリールなので、ベイトリールの選択に迷っている方は是非参考にしていただければと思います。