冬でもたくさん釣れるヒイカの釣り方を紹介します!

オフシーズン返上⁉︎晩秋から春にかけての人気ターゲット!ヒイカを釣りに行こう!

「冬になると寒いし釣れないし、オフシーズンに突入だー!」っていう方も多いのではないでしょうか?

 

ちょっと待ってください!

 

冬だからこそ釣れる魚種もたくさんあります。

そんな中でも比較的簡単に連れて、食べても美味しい家族ウケ抜群のヒイカの釣りを紹介します。

 

水温低下とともに一般的に釣りづらいと言われる時期になってきますが、それと同時に上向いてくるのが今回紹介するヒイカ釣り。

実際にヒイカ釣りをした経験からhow toをまとめましたので参考にして頂けると幸いです。

ヒイカについて

ヤリイカ科で正式名称はジンドウイカというそうです。

サイズは大きくても15cm程度な手のひらサイズのかわいいイカです。一般的に11月〜4月が産卵期と言われており、産卵のために浅場にやってくるので、この時期に盛んになります。

ヒイカを狙い方について

ヒイカを釣る時間帯ですが、基本的には夜がオススメです。

釣り場ですが、実際どこにでもいます(笑)

ただ、比較的穏やかな場所を好むこと&明かりに寄ってくることから、足場の良い常夜灯がある漁港がまずはオススメです。

釣り方はエギを用いた所謂「エギング」で狙います。

エギについて

エギ選びのポイント優先順位が高い順に

  •  ①フォールスピード
  •  ②カラー
  •  ③サイズ

というのが経験上の個人的回答です。

①フォールスピード

所謂シャロー用かディープ用かということですが、まずはシャロー用(7〜8秒/m程度)がオススメです。理由はナイトゲームをメインで考えた際に常夜灯に寄ってくるので上を意識しているからです。実際に目でヒイカを確認できる機会も多いです。そんなヒイカ にフォールスピードが早いエギを使用してもなかなか抱いてくれませんので、まずはシャロー用。ボトム付近にいるヒイカを狙う場合、漁港であれば水深が5m程度のところが多いと思うので、フォールスピードが3〜4秒/mくらいのものがあると扱い易いです。まとめるとマスト→シャロー用(7〜8秒/m)ベター→セミディープ用(3〜4秒/m)の2タイプ。必要に応じてフォールスピードが更に早いもの遅いものを買い足せば良いと思いますが、この2つを選んでおけば外すことはないでしょう。

②カラー

エギのカラーは下地(テープ)と生地に分けて考える必要があります。

私は下地(テープ)の色に重きを置いてますので、その解説します。

※私の場合、生地に関しては極力視認しやすいカラーを選ぶようにしてます。

 

さて、本題。

メインで使用するのはグロータイプです。

グロー=夜光で目立つため結果が出るのが早いですが、目立つが故、スレ易い面も持っています。

「あー、反応ないなー」そのような時はナチュラル系(下地:金or銀テープ、生地:淡色系)があると数を伸ばすことができます。

 

さらに、奥の手としてオススメなのが赤系です。

釣れない時の最後の悪あがきで結構助けてもらうことが多いですので、1つ忍ばせておくとかなり武器になります。

まとめるとグロー系・ナチュラル系・赤系の3つあると幅広く対応できると思います。

③サイズ

ヒイカ用と謳っているエギのサイズは主に1.5〜2.0号です。

その中でオススメは1番汎用性の高い1.5号(メーカーによっては1.6号)or1.8号です。

↑奥の手の赤テープ

オススメのエギ

オススメはヤマシタのナオリーレンジハンター

信頼のヤマシタ!そしてフォールスピードの種類が豊富、釣れ筋のカラーラインナップ!最初の1つとして間違いありません。

タックルについて

エギの選定まで紹介しましたが、次はタックルです。

①ロッド

使用するエギは5g前後ですので、ほとんどのロッドで対応できると思います。お手持ちのバス用のスピニングロッド、アジ・メバル用のライトルアーロッド、あるいはお手持ちの1番ライトなロッドでやってみてください。

②リール

1000〜2500番どれでも大丈夫です。ただ、ライントラブルのことも考慮すると、2000番〜2500番がオススメです。

③ライン

メインラインはPE0.4号〜0.6号にリーダーはフロロ4lb〜8lbが良いと思います。

 

参考までに自分が使用しているタックルです。

【タックルデータ①】
ロッド:ヤマガブランクス ブルーカレント74
リール:シマノ 13コンプレックスCI4+ 2500HGS
ライン:PE 0.6号+フロロ8lb
【タックルデータ②】
ロッド:ダイワ 冴掛ミッジディレクション 682LFS-ti
リール:ダイワ 10セルテート 2004
ライン:PE 0.4号+フロロ4lb

④ライト

これ、結構重要です。
冒頭にヒイカは明かりを好むと書きました。
常夜灯だけでなく、自ら積極的に照明を透過することで明らかにヒイカの寄りが良くなります。
私は充電式で値段も安めなコチラのライトを使用しています。
マグネットが弱いのでマグネットテープを追加したり、取っ手の部分をぶら下げたりして使用しています。

ここまで道具面での説明をしましたが、次からは実釣編です!

アクションについて

私の場合、大きく2つのパターンに分類しています。

①ジャーク&フォール

エギングと言えば皆さんが想像するのがこのアクションだと思います。素早くロッドを振り上げては下げるを連続して行うこの動作。基本のアクションですね。まず最初はこのアクションから入ってその日の活性を確認します。メインは2ジャークか3ジャークが基本ですかね。

②リフト&フォール

①のようにエギをダートさせるというのが一般的ですが、スレている場合にダートでは食って来ない場合が多々あります。そんな時に有効なのがリフト&フォールです。

ジャークと何が違うの?

 

ジャークが瞬間的に鋭くロッドをシャクリ上げる動作なのに対して、リフトはゆっくりロッドを持ち上げる動作です。

 

フォールで見せて食わすイメージですので、大きくリフトすることとフォールスピードが遅いものを使用するのがキモです。

最後に

比較的簡単に釣れるヒイカですが、結構差が出るのでついついアツくなってしまいます。

食べても美味しいので、この冬はオフシーズン返上でチャレンジしてみてください!