スピンテールで狙う!瀬戸内海式アコウデイゲーム

テキサスリグ・直リグは不要!?スピンテールで狙う瀬戸内海式アコウデイゲームを紹介します!

皆さんはアコウ(キジハタ、以後アコウと記載)と聞いたらどんな釣り方をイメージするでしょうか?

 

アコウは根魚でストラクチャーにビッチリ付いているから根がかりしづらいテキサスリグや直リグを使用したワームでの釣り、

しかも釣り場は磯だからタックルはもちろん、ウェア類の装備も必要で揃えるのに非常にお金が掛かる。

こんな想像する人が多いのではないでしょうか?

 

事実、私もその釣り方がメインでした。

 

でも、シーバスを狙っているとたまにアコウが釣れることがありました。

確信に変わったのは今年になってからですが。

 

そんなアコウの釣り方を一新させるのはスピンテールを用いた釣り方です。

しかも釣り場は磯でなくて堤防から狙えます。

 

そんな新しい?アコウの釣り方を紹介します!

 

アコウ(キジハタ)について

特徴

サイズは30cm程度の個体が多く、最大で60cm程度に成長する。

体色は暗褐色でオレンジ色の斑紋が印象的!

面白いのが、生まれた時はメスであるが、成長するとオスに転換する”雌雄先熟”という性質を持つ。

また、縄張り意識も強いため食性以外でもアタックしてくるため、ルアーフィッシングの格好のターゲットとなっている。

夜行性のため、昼間は岩陰等のストラクチャーに身を隠しているが、夜になるとエサを求めて活発に動き出す。

釣期は出産が絡む夏(8月頃)が最盛期。

分布

国内では青森県以南の全国沿岸に生息しているが、日本海側・瀬戸内海に特に多く生息しており、太平洋沿岸には少ないとされている。
5-25mと比較的水深の浅い岩礁帯、砂底の混じったエリアを好む。
主な釣り方
夜釣りが基本で、堤防などの足元やゴロタ石の隙間にエビやイソメ類を落とし込む探り釣りが一般的。マダイの投げ釣りで外道として釣れることも。タイラバなどのルアーにも反応する。

 

釣り場

どこにでもある砂地の堤防で狙えます。

テトラが沈んでいたりすればなお良いです。

磯に多いという先入観がありますが、全然そんなことないというのが感触ですが、テトラじゃないにしても海藻等何かしらのストラクチャー要素はあった方が良いです。

 

釣り方

アコウは夜行性であるため、デイで狙うのであればボトムを攻めが基本です。

アコウのメインベイトとなるのは甲殻類(サイズが大きくなるに連れてベイトフィッシュも食するようになる)であることから、尚更ボトムが効果的であると言えるでしょう。

しかし、一見何もないエリアをワームで探るとアピール力が弱く、広いエリアを探るには効率が悪いです。

そこで、アピール力が高く、かつスピード感があり効率的に探るためにスピンテールを使用します。

ワームではなくスピンテールを使う最大の理由はコレ。

ボトムタッチ⇒ハンドルを2~3回転リトリーブが基本の動作です。だいたいボトム着底のタイミングで食ってきます。

ポイントは根がかりを回避するためにボトムタッチしたらすぐにリトリーブを開始することです。

タックル

釣り方で記した通り、根がかりを回避するためにボトムタッチ感度が非常に重要です。

よって、ティップにハリがあるタイプのロッドが使いやすいです。

また、アコウはヒットすると根に潜るため、掛けたら根に潜られないよう引きずり出すパワーも必要。

ロッドだけではなく、リールの巻き取りパワーやライン強度が非常に重要です。

 

このことを踏まえると大体こんな感じ

ロッド:9~10fのMH(ルアーウェイト40g~50gMAX)
リール:3000番クラスのハイギアスピニングリール
ライン:PEライン1.2~1.5号、リーダー フロロ30lb

私の場合ですが、

ロッド:ゼナック プレジールアンサー90 ジョーブレイカー

リール :ダイワ 19セルテートLT3000-XH

ライン: バリバス アバニ キャスティングPE マックスパワーX8 ショアマスター  1.2号

リーダー:シーガー プレミアムマックスショックリーダー 8号(34lb)

直線強度・耐久性・価格のバランスが非常に高く、お気に入りのライン

 

同じ号数で他のラインより強度が高く、しなやかで使いやすいリーダー

 

 

そして、、、必ず伝えないといけないのはルアーです。

 

スピンテールを使うのですが、ブロビスのネクストスピンが圧倒的に強いです。

・鉛比重が高くボトム探知能力が高い

・ソフトマテリアルがあるため、波動・浮遊感が独特

・他のスピンテールと比較してフックサイズが大きく、大型を掛けても安心のパワー

ヘッドは鉛、ボディはソフトマテリアル。ブロビスお得意の構成です。

上述した通り、この釣りの最大ポイントは

ボトムをしっかり感じて、次の瞬間素早くリフトする

ことです。

ヘッドは鉛で比重が高いのでしっかりボトムを感じることができ、ボディのソフトマテリアルは比重が低いためリフトした際のレスポンスが非常に良い。

ボトム感知能力とレスポンスのバランスが非常にに高いルアーなのです。

掛けた瞬間、猛烈なトルクで根に潜ろうとするアコウなので、負荷を掛けてファイトする必要があります。

そんな時でも安心のフックサイズを背負えるため、ファイトも安心です。

当然、他のルアーでもフックサイズを上げることはできますが、最初からこのフックサイズを考慮して専用設計されているので泳ぎの安定性が段違いです。

アクション~ファイト、魚に口を使わせる能力。アコウ専用ルアー!?と思うくらいに使い勝手が良いです。笑

水深が浅い(~7m)・潮の流れが緩い等の場合は20g

水深が深い(7m~)・潮の流れが速い場合は28g

 

これはホント釣れるのでお試しください!

 

もちろんガシラちゃんにも効果抜群です!!!笑

 

最後まで読んで頂きありがとうございました!