春のビッグバス狙いでロクマル捕獲!?!?1匹に至るプロセスとは
春。それはブラックバスの産卵シーズン。
産卵するためのエネルギーを蓄えるため、エサを求めてブラックバスが活発に活動するシーズン。
「デカいバスが釣れやすい」
と人気のシーズンですが、私も大好きなシーズンです。
シーズン連呼しまくりですが、そんなエサを鱈腹食っているモンスターバスを狙いに行ってきました。
産卵時期のブラックバスの行動
産卵=スポーニングと一口に言ってもいくつか段階があります。
一般的な話も含みますが私は以下のように区別し、それによって釣り方を変えています。
プリスポーン
産卵する前のバスを指します。
冬の低水温でディープにいたバスは産卵を意識しだすと徐々にシャローへ上がってきます。
この産卵を意識し始めた頃から実際に産卵するまでをプリスポーンとしています。
プリスポーンでも進行具合によってバスの位置は変わってきますが、ココに関してはもっと細分化して考える必要がありますが、今回はざっくり括ります。
エサを求めて、またスポーニングベッド=産卵床をつくるため、より一層縄張り意識が強くなり威嚇行動も強まります。
スポーン
まさに産卵をするタイミング。
シャローのスポーニングベッドに定位します。
スポーニングは複数回行われると言われますが、その間はオスは外敵侵入を防ぐためスポーニングベッドへの周りをウロウロしています。
この頃になるとほぼ食性はなく、口を使うのはほとんどが威嚇によるものだと思ってます。
アフター
産卵を終えたタイミングです。
産卵した直後のバスは疲れ切っているのか放心状態で食性も威嚇にも反応しない(笑)
徐々に体力回復のために動き出し、活発にエサを追うようになると釣りやすくなりますね。
今回狙ったのはプリスポーンのブラックバスです!
産卵時期の狙うべきポイント
いくら釣りやすいシーズンだと言っても当然ですがどこ狙っても釣れるってほど簡単じゃないです。笑
どういうところを意識して狙うべきなのか。
ハードボトム
ブラックバスはハードボトム=底質が固いところに好んでスポーニングベッドをつくります。
なので私はいつもハードボトムの場所を積極的に狙うようにしています。
ちなみに、ハードボトムをかどうか見極める方法として、周囲の植物に注目します。
葦や竹が生えているところはハードボトムなことが多いです。
あとは、シンカー等固いものでボトムをズル引きしてより固いピンポイントを探っていきます。
ディープが隣接
スポーニングするバスはシャローエリアに入ってきます。
が、三寒四温と言われるように春は天候の変化が激しいです。
その日の状況によってバスはシャロー⇔ディープの移動がしやすいようにディープが隣接するシャローを選んでいます。
ディープの程度は釣り場ごとに変わってきますので、私はいつもブレイク際のシャローを意識しています。
実釣編
釣行したのは3月中旬に差し掛かろかというタイミング。
普段琵琶湖で釣りをしているわけではなく、状況は分からないので朝から現地にインしてひたすら琵琶湖を回ってみる。
この日は前日の雨の影響で流入河川絡みは非常に強い濁りが入っており、騙しやすいかなーと思っていたが、我々の予想に反してバスの活性は低め。
結局日中にバスを釣り上げることはできなかった。
この日は翌日に予定があり日帰り釣行であったため、帰らなくてはいけなかったので泣きの延長戦で少しだけナイトゲームに突入!笑
ナイトで選んだポイントは比較的水深があるロックエリア。濁りも少なめ。
水深は3mくらい。少し沖にブレイクがあり、手前が1.5mくらいになっているポイント。
そのブレイクにネコソギDSRを当てながら引いてくるイメージ。
このネコソギDSRというルアーは1.5m~2mのレンジをデッドスローで引いてこれる他にあまりないタイプのルアーでかなり重宝しています。
冬のビッグベイトシーバスにネコソギDSRが効果的な理由について “シーバスをビッグベイトで釣る”ということが定着してきた今日この頃…。 本当にビッグベイトでシーバスを狙う人が増えましたね! でも、その釣りをす …
一通り流してみると岩場がより複雑なピンポイントを発見!
今までの経験上プリスポーンの時期のバスは回遊していると思っているので、そこのピンポイントに執拗にルアーを通す。
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ゴン!
突如ロッドが絞り込まれる。
これはデカいぞーと確信する引き。焦る心を落ち着かせて丁寧にファイト。
どどーん!!!
これはロクマルいったやろーと確信する太さ!
ワクワクさせてメジャー当ててみると・・・
58cm
ロクマルに届かず悔しい気持ちがこみ上げてきましたが、冷静に考えたら十分すぎる結果!
ルンルンで帰宅しましたとさ。
是非、皆さんも今回紹介したポイントを押さえてビッグバスを狙ってみてください!
今回は琵琶湖をテーマにしていますが、どのフィールドでも通用する考え方なはずです。
【タックルデータ】
ロッド:シマノ ファイナルディメンションPV-1610MH
リール:シマノ 07メタニウムMg7
ライン:バリバス アブソルートMG 16lb
ルアー:ファットラボ ネコソギDSR