ランカーシーバスを振り返る③

なぜあの時ランカーシーバスをキャッチできたのか。キャッチまでの経緯を振り返るシリーズ第二弾!今回は冬のコノシロパターンで釣った80アップのシーバスについて

 

緊急事態宣言の延長が発表されましたね。私が現在住んでいる兵庫県県は特定警戒都道府県に指定されており、引き続き外出自粛要請が出ています。

地域によっては解除されているようですが、感染のリスクがゼロになったわけではありません。

また、自分が掛からなければ・・・、身内に掛からなければ・・・、だけではなく、出向く釣り場の周辺住民がどう思っているか。そういう所まで思考を巡らせ釣り場を選択し、釣りを楽しんで欲しいと思います。

 

さて、早速本題です。

 

コノシロパターン のランカーシーバス

今回はコノシロパターンでゲットしたランカーシーバスについてです。

大型ベイトの代表格のコノシロは大型でコンディションが良いシーバスが釣れるパターンとして、とても人気があります。

前回の記事で書いた宍道湖では春から夏にかけて最盛期を迎えると言いましたが、地域によって差があります。

東京湾のボートシーバスでは10月〜12月に最盛期を迎えますし、その時期に接岸してくるため、全国的に見たら秋から冬にかけて最盛期を迎える地域が多い認識です。

今回は、1〜2月に接岸してきたコノシロが回遊するエリアでシーバスを狙いました。

本当は年末年始休暇の際にコノシロパターンでシーバスを狙いに行く予定にしてましたが、同行予定者の都合が急遽悪くなり、行けずモヤモヤしてました。

実は今回の釣行も計画的ではなく、釣行の前々日に急遽お誘い頂きました。平日ということもあり、少し悩みましたが、仕事のスケジュールを確認・調整して、気がつけば首を縦に振ってました。アホですねー!

さて、釣り場に到着。ポイントは潮倒しの良い堤防。

※お誘い頂いた釣り場なので場所は控えさせて頂きます。私が記したい主な内容は釣り場ではなく、釣る際の思考についてなので、ご理解頂ければと思います。

そのポイントに入るのも初めてだし、実はまともにコノシロパターンでシーバスを狙うのは初めて(笑)

感覚を掴むためにも、夜中からポイントにインして昼前くらいまでひたすらやる。時合のタイミングもわからないし、昼夜でコノシロの着場も変わるかもしれないし、一気に調べる作戦です!笑

 

暗いうちに何ヶ所か回りますが、いずれのポイントもコノシロを見ることはできず…。コノシロの姿は確認できていないものの、朝マズメにむけて、1番潮通しが良さそうなポイントを選択。

 

周囲が明るくなり始めた頃、潮は干潮から上げ始めたくらいでした。同行者に待望のヒット!ネットインする時は小さく見えたけど、上げてみるとまさかのランカー

 

コノシロパターンすげぇwww

 

上げ潮でコノシロが寄ってきた感じ。

潮が効き始め、潮目の向こう側にコノシロがいると推測。食わせるポイントは流れが最も効いている潮目の流心部。飛距離が必要なのでスピニングタックルをチョイス。ルアーはグランソルジャー190F。このルアーをチョイスした理由は、表層から探ろうと思ったことと、飛距離が出ること、コノシロ等大型ベイトとマッチしたサイズであること。

流心の向こう側にキャストし、表層をヨタヨタと引いてくる。流心に入り、ルアーに自然とイレギュラーなアクションが入った瞬間にゴン!

 

メッチャ良い引きして上がって来たのは見事にランカーサイズ。

 

やっぱりコノシロパターンやべぇw

 

どうですかこのコンディション!

 

今回のキーワード “カラー”

早速コンディション抜群のシーバスをゲットしたわけですが、この後苦戦します。

トップで反応がなくなったのでレンジを下げていく。

 

手持ちルアーで間違い無いだろうと思ったK2F162をチョイス。

食わせるポイントは先程と一緒。飛距離も動きも申し分ない。これはもらったと思った。

 

ただ、釣れない。

 

なんでだろうなーと、リトリーブ中のルアーを目を凝らしてよく見てみると、シーバスがチェイスしてきている!が、次の瞬間、見切ってターンしてしまった。

 

同行者は似たようなミノーで釣っている。

違いはカラー。同行者はシルバーベースのフラッシング系カラーを使っていたが、私はパールホワイトのレッドヘッド。フラッシング効果が弱く、カラーそのもののパワーで寄せるカラーだと途中で見切られてしまうと推測した。

この日、他にミノーの持ち合わせが無かったため、ルアー変更。

今度はダヴィンチ190でより深い層を狙う。

 

ま、そりゃ正解だよね。笑

これまたランカーサイズ。他にも釣れたがランカーには及ばず、この日は終了。

コノシロパターンの威力を思い知り、良い勉強になった釣行だった。

ルアーのタイプもそうだが、同行者の釣果も含めて考えるとシルバー系のフラッシングを伴うカラーが好反応であった。

カラーによる違いをまざまざと見せつけられた。

 

今回をまとめると、、、

 

 

と言いたいところだが、私はアホです。今回の反省点を改善して翌週もう1度釣行しましたw

 

パールホワイトが効くタイミング

タイミングは前回と同じ。夜中から昼に掛けて。今回特に力を入れたかったのが、ナイト。釣れなかったタイミングで釣りたかった。

釣り場に向かう途中、こんな武器を手に入れた。

バラム300

なんか釣れる気しかしなかったけど、そんな甘くはなかったw

初めて使うルアーだし、暗いとさすがに何やってるかわからん。じっくりこのルアーを使いこなせるように練習していきます。

 

さて、おふざけはやめて本気で釣りにかかる。実は前回の釣行時に気になっていたポイント。流れがぶつかり合ったところにできたブレイクがあった。

 

そのブレイクを通してみると、、、

 

ランカーには及ばなかったもののナイスナイズ。見事ナイトリベンジ達成!

 

ただ、欲張りな私はもう1つ試しておきたいことが。笑

 

それがカラー。前回直前で見切られたパールホワイトもナイトなら食うんじゃないか。

使用するポイントは前回同様流れが効く流心部。

こちらも前回同様流心の向こう側にキャストして流心部で食わせる。

 

繰り返していると、、、ゴン!

 

レンジも動きもハマらんわけないと思ってたから、やっぱりカラーって重要なんだなーと再認識。

 

上がってきたのはランカーサイズの83cm

ちゃんとサイズわかるヤツは動画しか撮ってなかったけど、まぁええか。観れるかな?

FullSizeRender

 

デイでは見切られターンされてしまったパールホワイトカラーもナイトでは見事に口を使わせることができた。

デイとナイトで明らかにカラーによる反応の違いを見せつけられた。

 

 

【タックルデータ①:ベイト】
ロッド:ゼナック プレジールアンサーB80 ソップモッド
リール:シマノ 15カルカッタコンクエスト200HG
ライン:よつあみ ガリス ウルトラキャストマン フルドラグ 3号+プロセレ ナノダックス キャスティングショックリーダー 60lb
ルアー:メガバス コノシラスシャッド、エレメンツ ダヴィンチ190
【タックルデータ②:スピニング】
ロッド:ゼナック プレジールアンサー90 ジョーブレイカー
リール:シマノ 14ステラ3000HGM
ライン:バリバス アバニ シーバスPEマックスパワーX8 1.2号+シーガー プレミアムマックス ショックリーダー8号
ルアー:パズデザイン グランソルジャー190、タックルハウス K2F162

 

まとめ

・食わせるポイントを意識する。

→コノシロが大量にいるため、どこを通しても食いそうな気がするが、実際にはコノシロがいるところを通すだけでは食わない。通すべきポイントはコノシロが捕食されるポイント。これはコノシロに限ったことではないが、流れが効いているところ、地形変化があるところ。

つまり、コノシロパターンに限らずどのパターンでも共通ですね

 

・カラーにこだわる

コノシロに狂っているとは言え、シーバスはルアーを良く見ている。暗い時間はチャート・パールホワイト等の目立つカラーで良いが、日中はシルバー系のカラーが圧倒的に強かった。ただ、行く釣り場の水質によっても効くカラーは変わってくると思うのでアジャストは必要と思います。

 

・コノシラスシャッドがすごいw

釣行初日、デイで無双してた。持ってないことをこんなにも後悔したルアーは他になかったかな。

見た目に反して抜群の飛距離。見た目通りの強烈なフラッシングを伴うパタパタアクション。そりゃ釣れますわ。

 

さて、ランカー振り返りシリーズは一旦終了しようと思います。

 

今回①〜③まで書きました。

詳細はそれぞれ確認頂ければと思いますが、1つ言えるのは“特別なことはしていない”ということです。このルアーじゃなきゃ釣れないとか、マル秘テクが必要とか。良く言われるシーバス釣りの基本メソッドを忠実に行なっているだけです。

だからこそ、基本を大切にしなければいけないと思うし、それを習得できるまで実践あるのみだと思ってます。

そういう意味では成果として現れてきたような気がして嬉しい感じもあります。このプロセスこそ、釣りの醍醐味だと思ってます!

次回からは今までサボってた地元の釣行記を残していこうかな。